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中央アメリカホットスポット:キャパシティビルディングの向上


中央アメリカホットスポットに生きる先住民族の活動の成果が実を結んでいます。
by Abi Rome

100年以上の間、南西ニカラグアのラマやクレオル(あるいはクリオル)の人々は自らの土地を管理する権限を守る運動を続けてきました。その土地には、リオサンフアン生物圏保護区内に手付かずの原生林、中央アメリカホットスポットの重要な生物多様性コリドーがあるだけでなく、急速に増え続ける、土地を持たない貧しい人が住む場所でもあり、劣化しつつあるその地域の自然資源が眠る場所でもあるのです。

200912月、ラマとクレオールの人々はニカラグア政府より、土地の法的権限が付与され、大きな勝利を勝ち取ることになりました。この宣言により、保全と持続可能な開発を両立させるために407,000ヘクタールの土地を管理する権限が延長されるよいう成果がありましたが、非常に骨の折れる作業でもありました。このため、ラマとクレオールの人々は、土地を持続可能な形で管理し、政府機関と土地の権利を主張するその他のグループと交渉するスキルを身につける必要がありました。

こうしたスキルを磨くというのは、CEPF助成金受給者の関心の的でありました。CEPF2002年よりこの地域での活動を開始して以来、ニカラグアのカリブ海沿岸の自治大学(URACCAN,リオサンフアン財団の友(FUNDAR)、沿岸開発と人的資源協会(ADEPHCA)を含めて、ラマとクレオルを支援する7つの団体に助成金を支給してきました。 は2009年までに、ラマとクレオールと協働し、地権を主張する上で、その要件に合致するよう、領土の国勢調査やコミュニティの詳細な調査を実施しました。

実際に、その成果は実を結んでいます。FUNDARURACCANADEPHCAは、ラマ、クレオール、そしてメスティーゾ(ヨーロッパ人と先住民族の混血)で構成するパークレンジャーの仕組みを創設し、生物多様性の保全や密漁の取り締まりなどについて訓練しています。また、CEPFパートナーは、地元のコミュニティが土地利用計画を発展させ、劣化に代わる持続可能な代替手段を開発できるよう支援してきました。これに対し、FUNDARのエグゼクティブディレクター、ノーヴィン・トレス氏は、“農地拡大と野生生物の密猟による森林劣化が大幅に減少してきた。”と、述べています。

トレス氏やその他の助成金受給者は、成果としては見えにくいが、同じくらい大切なこととして、地域内の人々同士の協働であると感じています。

CEPFは争いを減らすために様々なグループ間で、包括的、参加型、そして直接的なコミュニケーションを奨励してきました。先住民、そしてメスティーゾのリーダーと緊密に連携し、地域社会全体で環境教育、啓蒙活動を行っていきます。”と、 URACCANの自然資源研究所のコーディネーター、ディアラ・ロペス氏は述べています。

こうした活動の結果、ラマとクレオールは土地の管理者として、次の段階に進んでいます。現在、彼らはエコツーリズムと再植林の場所を決め、資金プロポーザルを自らの手で書き始めています。FUNDARは、カカオ生産者が持続的な土地管理を実践し、オーガニック認証を得た上で、製品がヨーロッパに輸出できるよう支援しています。

また、ADEPHCAはメスティーゾが確実に宣言文を理解できるよう、法律と政策、土地管理、紛争緩和について教育を行ってきました。ADEPHCAのテクニカルアドバイザー、ドミンガ・ロペス氏は“メスティーゾはラマとクレオールとの対話の準備があり、発言力のある限り、土地保全の取り組みに参加したいと言っている。”と述べています。